コラム「暮らしを彩る」


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vol.27 布で暖かく

四季のはっきりした日本では、季節ごとにインテリアを工夫されている方も多いでしょう。
少しでも暖かみのある部屋づくりのために、今回は布の素材感を大切にしたコーディネーションを提案します。布張りソファのバリエーションも充実してきました。最近はカバーリングで張地を簡単に着替えさせることのできるタイプが、いろいろなメーカーから登場しています。

一つのソファに張地を2枚用意しておくと、ちょっと気分を変えたい時や、来客のときなどとても便利です。これまで、小さい子供のいる家族で布張りは無理と思っていた方には、ぜひお勧めしたいアイテムです。

中でもナチュラルカラーの組み合わせは永遠のベーシックとも言えるでしょう。 このベーシックな色を単調に終わらせないためには、小物のクッションや床のラグなどに色の明暗をつけてアクセントとしたり、お気に入りの柄色の一部をベースカラーと合せて、個性をプラスさせるとよいでしょう。

布というと気になるのが、ベッドまわりのリネンです。シーツからまくらにいたるまで、デザイナーズブランドで統一するのも一つの方法ですが、カーテンとのバランスも考慮してみてください。

単に眠るという機能だけでなく、くつろぎのある心地よい部屋にするためにも、ベッドカバーとカーテンのファブリックには共通の雰囲気のあるものを選びたいもの。同じカラー遣いで柄違いのものを合わせたり(このときのポイントは、柄の大きさを違えること)、素材感を統一して、ソファのようにクッションをアクセントにしてみたり・・・。

一つのストーリーをつくり出すことで、限られた空間を表情豊かな部屋にすることができるでしょう。


SOPHIA代表取締役 中田 満美

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