コラム「暮らしを彩る」


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vol.26 とっておきのクリスマス

広島では平和大通りを中心にライトアップされ、年中行事の締めくくりといえるクリスマスが近づいてきました。シルバーグレーの空の下、街はすっかり赤と緑のデコレーションで埋めつくされています。
お宅では、もうクリスマスの準備を始めていますか。今年の冬は、家族だけのディナーを計画してみてはいかがでしょうか。いつもより少し手をかけて、料理を作ってみましょう。そして、盛り付けする皿や、テーブルを生き生きさせる花のアレンジ。テーマカラーを赤、緑、または白とゴールドなど気分に合せて選んだり、どんな雰囲気のディナーに演出するか考えているだけでも、心が躍ってきます。

宗教的には赤、緑の飾りがポピュラーですが、白に統一してクリスタルの輝きを生かすようなセッティングもすがすがしくてすてきです。外国では、特別な日には上等の麻のイネンを使いますが、ちょっとカジュアルに白いキルティング加工したものも、寒い冬には暖かな感じがして良いと思います。星の形やモミの木風のデザインのキルトを、手作りされてはいかがでしょうか。テーブルクロス、またはランチョンマットに心温まる演出ができるでしょう。
なんにでもいえることですが、季節にほんの少し先がけていくことが、すてきな生活を創造することにつながります。特に日本では、クリスマスの後、すぐ正月が控えています。24日のイブまでは集中してクリスマスの華やかな気分をエンジョイするために、その時しか出番がないような色や柄を使いこなすことが、心のぜいたくとなるように思います。

さあ、ディナーの計画ができたら、仕上げにどうしても必要なのがキャンドルです。背の高いもの低いもの、色とりどりで、多種多様。最近は香りつきのキャンドルもよく見かけますが、これはテーブルの上よりは、洗面所など水まわりの演出にお勧めします。
今年のイブはテレビもビデオも、そしてテーブル上のペンダントライトも消して、キャンドルの灯の元、心豊かなホームパーティーを楽しみましょう。


SOPHIA代表取締役 中田 満美

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